医院名 |
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せき内科医院/Seki Healthcare Partners |
院長 |
セキ ヒデノリ 関 秀格 |
住所 |
〒360-0045 埼玉県熊谷市宮前町2-133-1 |
診療科目 |
内科、循環器内科、消化器内科 |
電話番号 |
048-598-7700 |
診療についての詳細なご案内です。
診療科目 | 内科、循環器内科、消化器内科 |
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電話番号 | 048-598-7700 |
血圧には収縮期血圧と拡張期血圧、いわゆる“上の血圧”と“下の血圧”があります。上の血圧が140以上(下の血圧なら90以上)を高血圧といいます。高血圧は脳梗塞・心筋梗塞を起こしますので放置せず治療を受けてください。
最近では、家庭での血圧測定が重視されています。(家庭用血圧計の精度が向上したことや、緊張のために病院では血圧が高くなりやすいためです)
家庭での血圧の測定のポイント
①血圧計は、血圧測定帯(カフcuffといいます)を腕に巻くものが推奨されています。
②起床後、排尿をすませて測定しましょう
③座った姿勢で、測定しましょう。
④カフは、巻いたときに、指1本が入る位が良いといわれています。
(慣れていない方ですと、巻き方がゆるいことがあります。ゆるく巻くと血圧の値は高めにでます。)
⑤寝る前に、もう一度測定してみましょう。
高血圧は家系や遺伝が原因と言われてきました。しかしながら高血圧患者さんの10%以上に内分泌疾患(血圧を上げるホルモンが多すぎて高血圧になっている方)が隠れていることがわかってきました。これを二次性高血圧といい、内分泌疾患を治療することで高血圧が治ることがあります。これを踏まえて当院では、初めて高血圧と言われた方にホルモン血液検査を実施しています。
血糖(ブドウ糖)は生体のエネルギー源であり、生命を維持するには必要不可欠な物質です。現在、食生活が豊かになりました。生体で利用しきれないブドウ糖は、血液中に高濃度となり(高血糖)、徐々に血管を劣化させます。糖尿病は尿の病気ではありません。(正常の方でも、血糖値が高くなり過ぎると尿に糖が排出されます)。糖尿病は血管を悪くする病気です。血糖値が何年も高いままですと、知らず知らずに動脈硬化が進み、心筋梗塞・脳梗塞による認知症・腎不全による人工透析など様々な血管の病気になってしまいます。糖尿病と言われたら、放置せずに治療を受けてください。糖尿病の治療には食事、運動、飲み薬やインスリンの注射があります。患者様の病状やライフスタイルに合わせて治療いたしております。糖尿病の方が健常人と同等に健康で幸福な寿命を全うするためには、血糖の平均値ヘモグロビン・エイワンシー:A1cを7%未満に保つことが求められています(日本糖尿病学会による熊本宣言)。
中性脂肪やコレステロールは生命を維持するには必要不可欠な物質です。飢餓の脅威がある時代には、脂質を確保することは人類にとって大切なことでした。そのため、人間の味覚は脂質をおいしいと感じるようにできています。現在、生活が豊かになり、おいしさを追求した結果、食事中の脂質が増えました。生体で利用しきれない脂質は、血液中に高濃度となり、徐々に血管に蓄積します。長い年月の後、血管に脂質がたまると、血管が詰まり、血液が流れなくなります。血液が流れなくなり、組織・細胞が壊れることを「梗塞」といいます。詰まってしまう血管の場所によって、「脳」梗塞、「心筋」梗塞などの病気が発生します。脂質異常症もまた血管を悪くする病気です。脂質異常症と言われたら、放置せずに治療を受けてください。
「禁煙したいのにやめられない」―喫煙習慣はニコチン依存症です。「禁煙できないのは意志が弱いから」ではありません。禁煙外来では通常の健康保険診療でニコチン依存症を治療します。まずはタバコを吸ったまま、飲み薬を始めます。お薬を飲み始めて1週間したら禁煙を開始。「3か月間で5回の通院」プログラムです。自己負担額は2万円程度です。タバコを辞めて、本当の自分の体を取り戻してください。